← AIバイブコーディングTips 一覧へ Claude Code Update / Permissions

確認なしで進んでいた作業が、止まるようになった

Claude Codeの権限モードが「Manual」既定に変わり、AskUserQuestionダイアログも自動続行しなくなった。派手な新機能ではないが、実務では地味に効く。「なぜ変わったか」「何に気をつければいいか」を整理する。

この記事で手に入るもの

Manual既定モードとAskUserQuestion変更の要点、放置していると起きがちな事故のパターン、そして/configでのidle timeout設定など、今すぐ見直すべき設定項目。

01 — 何が変わったか

「確認して進める」がデフォルトに戻った

これまでのClaude Codeは、設定次第で確認をスキップしながらどんどん先に進めることができた。効率は良いが、想定外のコマンドまで気づかず通してしまうリスクと隣り合わせだった。

今回のアップデートでManual permission modeが新しい既定になった。加えて、AskUserQuestionダイアログが「一定時間で自動的に続行する」挙動をやめ、明示的に答えるまで待つようになった。自動続行がほしい場合は、/configからidle timeoutをオプトインで設定する形に変わっている。

01

Manual既定 = 迷ったら止まる

初期設定のままなら、判断が必要な場面で作業が自動的に進まなくなった。事故防止の方向へ倒したアップデートと言える。

02

AskUserQuestionは「待つ」のが既定

以前は一定時間操作がないと自動で選択肢が進んでしまうことがあった。今はユーザーが答えるまで待機し、自動続行がほしい人だけ/configで明示的にタイムアウトを設定する。


02 — なぜ地味に重要か

「うっかり許可」は、便利さと表裏一体だった

自動続行や緩い権限モードは、体感速度を上げる一方で「離席中に確認ダイアログが自動で進んで、意図しないコマンドが実行される」という事故の温床にもなり得る。特にファイル削除・外部送信・課金が絡む操作では、この「待たずに進む」挙動がそのままリスクになる。

速度と安全は、常にトレードオフ。Manual既定への回帰は、Claude Code側が「まずは安全側に倒す」判断をしたということ。自動化を優先したい作業は自分で明示的にオプトインする設計に変わったと捉えるとわかりやすい。

起きやすい事故のパターン

例えば、複数ファイルにまたがるリファクタを走らせている最中に離席したとする。以前の設定によっては、途中で出てきた確認ダイアログが自動で進み、意図していなかった削除コマンドまで実行されてしまう——というようなケースがあり得た。作業自体は便利に進んでいるように見えて、後から差分を見て初めて気づく、というのが一番厄介なパターンだ。Manual既定への変更は、まさにこの「気づいた時には手遅れ」を減らす方向の判断になる。


03 — 実務での見直しポイント

今の設定を一度棚卸しする

アップデート後は、既存の運用が想定通りに動くか一度確認しておきたい。

権限モードの現在値を確認Manualが既定になったことで、以前より確認ダイアログが増えている可能性がある。頻度が想定と違えば設定を見直す。
自動続行が必要な作業は/configで明示設定バッチ的に走らせたいタスク(バックグラウンドの定型処理など)は、idle timeoutを意図して設定する。放置での自動続行に頼らない。
「待たされて困る」場面をリストアップ逆に、確認待ちで作業が止まって困る場面があれば、そこだけピンポイントでオプトインする方が事故を防ぎやすい。

出典: Claude Code — What's new